ちょっとそこまで-斥候隊-

Spare me your lecture.

ボランティアの効果と商売の効果


 元々、ボランティアとかの類が嫌いなんですが以前のエントリー 外からみる日本の商売ベタさと可能性 - ちょっとそこまで-斥候隊- で触れたようにJICAに関しては考えを改めてます。


 JICAに関しては、ボランティアという名の国際外交でありますから、十分に意味があると思います。ボランティアによってその国のなんかの問題が解決してるか?には以前疑問符ですが、彼らの行為が広く日本のイメージを形成し、それが外交にも生きてくるという構造は大いにある訳であります。


 そもそもの話で、お金が絡まないボランティア活動に関して僕は本当に効果について疑問を持っています。


 お金が絡む。つまり、商売というフィルターを通せば、普通半端で終わらせる事はありません。お金を受け取れば、その対価としてサービスを提供しなければなりません。そこに中途半端さは許されません。半端で終わる仕事をしたら市場から退場を余儀なくされますから、仕事の質は自然と受け手の欲するサービスに収束していくのが“商売“です。


かたや、ボランティアは半端も許されるわけです。なぜなら善意での活動ですから、退場もクソもありません。彼らの「こうした方がきっと途上国も喜ぶだろう」との“思い込み“で動いているだけです。


たとえば、感染症対策でアルコール消毒を配っても途上国の人達は馴染みも無ければ面倒臭がって使うことはありません。僕自身見たこともありません。


 それだったら商売で入って各飲食店を営業してまわり、恒久的な消毒文化を徐々に馴染ませて行った方が効果はあると思います。


 無いよりあった方がいいのは当然です。ただ、善意による活動は効果を産みにくいと僕は思います。商売のように自然な淘汰機能がありませんから結局のところ、ボランティア活動してる人のためのボランティア活動になりがちな気がしてならない訳です。


 ボランティアで来られる人は、総じて良い人が多い気がしてますが、お花畑臭が少しするのが正直なところです。


 決して意味が無いことは無い。ためになる事もある。ただ、費用対効果としては疑問符です。NPOだかNGOだか色々ありますけど、僕が中々好きになれないのはそんなところです。


以上です。