ちょっとそこまで-斥候隊-

Spare me your lecture.

僕と不条理な世の中を繋ぎ止める糸

 努力は必ずしも報われるワケじゃないというのは悲しいようですが、世の中の心理でもあります。運やタイミングもろもろに複雑に絡み合ったのが人生であり、上手くいかないことのほうが多いのでしょう。


 でも世の中には例外もあります。ある条件をもってしたら比例して結果が現われてくることも世の中にはあるワケでございます。


 そうです。走ることでございます。


 少し私的なことになりますが、僕はロードレースや持久走の学校行事が一番嫌いでした。滅びろと常日頃思っておりました。正直今でもマラソンは好きかどうかでいったらそうでもないです。できることなら35km以降は経験したくありません。マラソンが42kmではなくて35km走だったら良いのにと思っています。


 ちなみに僕の学生時代の1500mの記録は6分32秒がベストタイムでした。男子だと大体5分台が普通といったとこでしょうか。とにかく長距離が嫌いでした。ショートカットもしょっちゅうしてましたし、隙さえあればサボってました。


 ところが、人生わからないものです。学校行事で即刻廃止すべき行事だ!と心に秘めていた思いが数年後には、金が掛からずに全身運動ができるということで少し走り始めるから不思議なものです。そんなふとしたキッカケで無趣味だった僕の趣味欄が埋まるようになりました。


 なぜならば、、、比例してくるからであります。


 オリンピックにでるようなガチガチのレベルでなければ結果は明らかに跳ね返ってきます。プロの世界は才能だとかタイミングだとか不条理な世界なのかもしれません。努力が必ずしも報われるとは決して言えないでしょう。


 でも、ロードレースが大嫌いで大嫌いでこっそりショートカットしていた、おっさんレベルでは走ったら走った分だけ距離が伸びたり、タイムが縮まったりしていきました。最初は3キロでギブアップしていたものが42km走れるようになるから面白いものです。


 次第に記録が出てくるのが面白かった。そのうちポカポカ陽気の日に河原を走るのが気持ちよくなって、それを予定に入れるようになった。集大成として42km走ってみて4時間を切れたときは本当に嬉しかった。上手くいかない事のほうが多い。でもこうして目標を達成できたこともある。という事が分かってよかった。


 今でもできることなら42kmは御免被りたい。練習しても42kmは辛い。でもそれが不条理と戦うための僕の唯一の糸。例外があると思いたいから。


そろそろ長くなったので閉めようと思います。その前にタクティスオウガの『Chapter-Ⅱ 思い通りにいかないのが世の中なんて 割り切りたくないから』をもじってカッコつけて終わろうかなと思います。



報われないなんて割り切りたくないから



以上ですーーー