ちょっとそこまで-斥候隊-

Spare me your lecture.

あなたの走る姿は美しい

 走ってる時って基本的に頭は真っ白で何も考えてないことが多いんですけど、ランナーを見るとどうしても目がいってしまうんですよね。男女問わず。この人はどれくらいで走るんだろうか?とか。今どれくらいの距離を走ってるんだろうとか。クセのある走り方だなーとか。安産型の安定感のある下半身だなとか。ウェアが似合ってるなーとか。綺麗なふくらはぎだなーとか。綺麗な足首だなーとか。


 走ってると暇だったりするので、そういうところからモクモクと思考がつながっていくんですけど、女性ランナーを見るとなんかついて行きたくなるんですよね。(やめなさい)


 決して性的な意味ではないんですけど(やかましい)、この人はどこまで頑張るのかなーとか。どこまで走る人なんだろーとか。思うんですよね。同じシューズとか履いてる男の人とかでもコバンザメしたりしますけどなんとなく。


 その人が早かったら早かったで刺激になるし、コナクソー!と思って走ることもあるんですけど、勝手に頭の中で実況しながら走るのが唯一の暇つぶしだったりするんですよね。特にマラソンになると飽きるので。


 その気はないので男はどうでもいいんですけど、女性ランナーってなんか好きなんですよね。頑張ってる感じが。これはもうランナーフェチといってもいいかもしれない。ガンバレー!って無条件で思っちゃう。上には上がいるので僕より早い人もいくらでもいるんですけど、そういうのは無条件で尊敬しちゃう。42kmの大変さを一応知ってるからすげーなと思うし、当然相当練習してるんだろうなって聞かなくてもわかるからそう思う。特に女性に対しては。


 母の強さを走りに勝手に重ねたりしてたりして。早い人が必ずしも人間的に優れてるとは言わない。でも、そのタイムを出すまでの努力は少なくとも地道にしてきた人なわけで、それに至る苦労と大変さには耐性があるひとなんだなと思う。だから走ってる人って好きだし、美しく見える。


 走りは口ほどにモノを言うってことと、走るあなたは美しいという事で終わりたいと思います。