ちょっとそこまで-斥候隊-

Spare me your lecture.

チョコレートドーナツ

今日は映画のお話なんですけど ね、この間アナと雪の女王を飛行 機の中で見たんですけどつまらな くて途中寝てしまったんですよ。 それでね、だんだんとレビューが 増えてきて見てみると「良かっ た」みたいな声が大きくて自分と の感覚乖離というか、あれ?ひね くれすぎててモンスターになって るんじゃないかってちょっと心配 してたんですけど、観た後で良い と思える映画がとりあえずあった ので、ひねくれミニモンスターく らいで大丈夫そうです。


さて、この「チョコレートドー ナッツ」ですが、個人的には良い 作品。オススメ致します。


上映してる映画館が少ないのであ まり話題にはなってないのかなと いう印象ですが、シネスイッチは 立ち見の人もいましたから口コミ で広がるのかもなぁと思っていま す。


ネタバレもくそもありませんけど 簡単に説明しておきます。

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時代は70年代。露骨な同性愛差別 の残るアメリカ。 検察官ポールはショーパブで一人 のダンサー、ルディ(男性)と出 会う。


そんな中、ルディの住むアパート の隣りで問題が起こる。 隣人の母親が外出したっきり家に 戻らず、麻薬所持で逮捕され、ダ ウンシンドロームの息子マルコが 一人取り残される。


施設に送られる事となったマルコ を複雑な心境で見守るルディで あったが、見送る事しかできな かった。


ところが、その夜マルコは「家に 帰りたい」と言い、施設を抜け出 し家まで歩いて帰ろうとする。


お気に入りの人形を抱え夜中に人 知れず徘徊するマルコを偶然ル ディとポールが見つけ、ルディは マルコを自分の家に連れて帰る決 心をする。


そんなヘンテコな生活の中、マル コを助けたい、一緒に暮らしたい 一心でルディとポールは性別を越 えた愛を育み、互いに助け合って いく。


検察官であるポールのおかげの甲 斐あって一緒に暮らせる事になっ た彼らは互いに必要としあい、次 第に家族になっていく。

ところが、、、

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ネタバレになるので、ここくらい までの説明にしますけど、差別意 識が強い当時にあって、色々な困 難が降りかかって来ます。


それは観てからのお楽しみって事 で如何でしょうか。


それから、ルディ(アラン・カミ ング)の歌声も美しく良い味を出 しております。舞台俳優でもある 彼のエンディング間近での魂の籠 もった歌は、それはもう必見でご ざいます。


エンディングは残念ながら私の口 から語ることは出来ませんが、登 場人物それぞれの想いや心理が最 後で、静かに且つ呆気ない尺の間 に描写され訪れます。


もし、自分に子供がいるなら見せ たい映画でした。


あくまで、個人的な感想を述べる なら「それぞれの登場人物は今ど う感じていると思う?」という観 た後の振り返りが、この映画の面 白みだと感じました。


良い悪いは別として、それぞれは 単純な思考と信念を持って行動し ます。


時代認識を考えたらわかる問題だ からこそ、子供がいたら「どう感 じたか?」を聞いてみたい。そん な映画でした。


そして、これは実話であるという 事も最後にお伝えしておきます。